新聞の連載記事では、何回で完結かを明記して欲しい
新聞などの連絡記事を見ていて、いつも思う。
連載が何回で完結するのかが分からないことが多いのだ。
単行本だと、ページを追って行って最後に近づくから、今読んでいる個所がどの辺りかは肌で分かる。「真ん中あたりだな」とか「そろそろ終わりに近づいてきた」とか。新聞の記事でも、記事の終わりは見えるから、全体の中の現在は何分の一辺りかは、おおむね見当がつく。
日経新聞の「私の履歴書」などは、たいてい1日に始まって月末に完了するから、全体の流れの中での話の展開を知ることが出来る。
ところが新聞の連載記事では、今回が何回目かは記載されているが、何回で完了する連載であるかが記載されていないことが多い。
「上」で始まれば、「上・下」の2回の連載か、「上・中・下」の3回だろうと推測がつく。しかしほとんどが1回目から始まるから、何回で終わるのかが分からない。
内容の展開を知るために、「現地の惨状を10回にわたって報告する」「その“マル秘テクニック”を10回のシリーズで紹介することにした」などと明記して欲しいと思う。ナンなら、「長期連載」でもいい。
朝日新聞で9月26日から10月3日まで連載された「離陸 パナソニックへ」という連載記事では、1回目のリードに、「松下はどこへ向かおうとしているのか、5回にわたり追う」とあった。また生活欄で「あなたの安心」というシリーズを連載しているが、各テーマの最初の回では、「~について6回連載で考える」などと明記している。
このように初回に回数を明記した連載は非常に少ないように思う。
10回の予定を初版の都合で途中で切り上げたり、逆に延長する可能性もあるから、最初に約束したくないという新聞社の編集側の都合もあるのかも知れない。もし変更することになれば、「本シリーズは予定を変更し、今回で終了することになりました。ご了承下さい」程度の断り書きで問題はないと思うのだが・・・・。
また、たまたま「下」を見たが「上」を見落とすこともある。「下」で「前回に続いて・・・・」などと表現するとき、「前回(○月○日)に続いて・・・・」と明記してあれば、「上」の記事が探しやすい。
言うまでもなく新聞記事には、興味を引く内容や正確さが必要だが、「話の展開が見える」ことも求められるはずだ。読みやすい表現や構成にも、工夫をお願いしたいものだ。
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